サンケミカルは1977年の創業以来、樹脂添加剤、化成品などのニッチなケミカル製品の輸入販売に携わってまいりました。近年は塗料分野にも事業領域を拡大し、樹脂添加剤、化成品、塗料関連の3つの分野を主要な活動フィールドとしています。
日本経済は市場のシュリンクにより成長力が鈍化し、新たなイノベーションの創出が求められています。一方で例えば中国での環境規制強化により、日本の製造業に取って価格競争力のある原料ソースであった中国産ケミカル製品の供給が不安定化するなど、事業環境は大きく変化しています。
弊社は、変化する時代の中で、ニッチなケミカル製品の取り扱いを通じて培ってきた経験やノウハウを活かし、日本の産業の発展と生活の向上に貢献するSolution
Providerになりたいと願っています。
「Something
Special」ありきたりな言葉ですが、あったらいいな、この問題を解決したいな、これを何かに使えないかな?などのお客様の要望についてお客様と一緒に考え、Solutionを提案させていただきます。
たとえば、保土谷化学工業様が約100年間継続してきた塩化ベンジル事業から撤退されるのに伴い、弊社が設備の一部を譲り受け、ベルギーのIneos Chlorotoluenes
Limitedの塩化ベンジルをソースとして事業を継承しました。
商社である弊社が事業を引き継ぐにあたっては、お客様の要望に応えられるよう物流の仕組みを組み換えて最適な納入体制を整えた上で、品質、安全、法規、対応改善に注力しつつ事業を展開しております。
現在弊社が推進中のテーマには以下のようなものがあります。
*添加剤の配合設計
(ワンパック品、難燃剤マスターバッチ)
弊社は大手製造ワンパックと差別化を図り、小回りを利かしてお客様のご要望に適合したカスタマイズ品を「添加剤ワンパック」、「難燃剤マスターバッチ」にして供給いたします。
プラスチックには物性劣化を抑制するため各種添加剤が使われておりますが、それでも黄変が発生する、耐熱性が不足するなどの品質問題が現れてくることはないでしょうか。あるいは委託先へ処方を秘密にしたい、コストダウンをしたい、作業工程の手間や時間を合理化したい、配合ロット振れを減らしたいなどの要望はございませんでしょうか。
もし対応にお困りの場合、弊社にご相談ください。約40 年に亘りプラスチック添加剤を販売し、その間に蓄積してきた知見をベースに最適な「Solution」をご提供します。
*もちろんコストダウンも
弊社の売り上げのほぼ80%は欧米、中国、アジア諸国からの輸入品が占めています。多様なソースからの化学原料をご紹介し貴社のコストダウンのお手伝いをさせていただきます。
上に挙げた項目は、弊社がお客様と共に推進しているテーマの一例です。
弊社には、今ある問題に向き合う意思があります。お客様の興味,お客様の抱える問題を一緒に相談しませんか。
サンケミカル株式会社
代表取締役社長
石毛宏一
2018年8月1日
Vision
お客様と社会のニーズの変化に応じ、事業展開し、社員は高い志と、熱い心を持って、業務に挑戦し成長する。
Solution Providerとしてのサンケミカル
コスト競争だけでなく、今後発生してくる新しいアプリケーションをお客様と共に考え、共に商品開発を通して、お客様と一緒に成長していきたいと思っています。
- 1977年 7月
-
資本金1,000万円、東京都千代田区飯田橋にて「サンケミカル株式会社」として創立。
American Cyanamid Company社(現Cytec Industries Inc.社)の樹脂添加剤の輸入販売を開始。
坂口清明社長就任。 - 1982年
- 事務所を東京都千代田区内神田に移転。
- 1987年
- 創立10周年。
- 1988年
- 石毛虎雄社長就任。
- 1989年
- Tessendelro Chemie社(現INEOS Chloro Toluenes社)のトルエン誘導品の輸入販売を開始。
- 1994年
- 事務所を東京都中央区日本橋小伝馬町に移転。
- 1995年
- 資本金を1,500万円に増資。
- 1996年
- 創立20周年。
- 2005年
-
石毛宏一社長就任。
資本金を2,000万円に増資。 - 2006年
- 創立30周年。
- 2010年
- 環境マネ-ジメントシステムであるエコスエ-ジの認証(EST-579(1))を取得。
- 2011年
- Tessenderlo社の塩化ビニル+ベンジル製品群事業売却に伴い、ベンジルアルコールの供給会社が売却先であるINEOS Chloro Toluenes社となる。
- 2012年
-
PT Timuraya社のスルファミン酸に関し、日本市場の全てに販売権獲得。
Tronox社の酸化チタン販売に関し日本市場における総代理店権獲得。 - 2014年
- 2013年9月に保土谷化学工業株式会社から塩化ベンジルとベンズアルデヒドの事業譲渡を受け、4月よりINEOS Chloro Toluenes社品を日本総代理店として販売開始。
- 2016年
- 創立40周年
- 2018年
- INEOS ChloroToluenes社はValtrisに買収される。サンケミカルはValtris社のCT部門の総代理店を継承。
- 2019年
- TRONOX社がCristal社を買収
会社名
|
サンケミカル株式会社 |
---|---|
設立
|
1977年7年21日 |
資本金
|
2,000万円 |
本社
|
東京都中央区日本橋小伝馬町2番4号 三報ビルディング |
MAP
|
|
役員
|
|
決算
|
12月(年1回) |
取引銀行
|
|
業務案内
|
化学品の国内販売および輸出入 |
主な取引先
|
1.海外のAgent Business
CYTEC INDUSRIES INC.(米国) Valtris Advanced Organics Ltd.(英国) PT. TIMURAYA TUNGGAL(インドネシア) TRONOX PIGMENTS LTD(米国) RIANLON CORPORATION(中国) SUZHOU LINGTON DYESTUFF CHEMICAL(中国) CHEMBRIDGE INTERNATIONAL CORP.(台湾) 2.自社ブランドの構築 難燃剤(日本及び中国で製造) 添加剤マスターバッチ(日本及び中国で製造) 3.海外展開 東南アジア地域への海外展開も積極的に推進する。 |
化学製品の貿易を通じて、広く世界に貢献すること、
お客様のニーズをできるだけ解決できるよう提案することを望んでいます。