サンケミカルは1977年の創業以来、樹脂添加剤、化成品などのニッチなケミカル製品の輸入販売に携わってまいりました。
この間、日本経済の成長力の鈍化、中国での化学産業の発展から環境規制強化による供給不安定化までの変化など事業環境は大きく変化して来ました。加えて、2020年のコロナ（COVID19）禍を境にして、日本のマーケット構造及び働き方も大きく転換をしてまいりました。
幸い弊社が得意としている化学品の分野は、コロナ禍の影響は比較的小さく済みましたが、現在新たなチャレンジングな局面を迎えています。
一つは長引くデフレ対策による日本の金利とアメリカドルとの金利差によって、円対ドルの為替相場がおよそ35年前の水準まで円安に落ち込んでしまっています。またウクライナ及び中東域での戦争によりヨーロッパのコストが跳ね上がりヨーロッパ産化学製品のコスト上昇は著しいものがあります。大きな底流として世界的な事業構造や環境変化が進む中でコモディティからよりそれぞれの強みに応じたニッチ製品に重きを置いてくる傾向が強まってきています。更に合理化による製造並びに製品の統合もなお一層進んできております。
この様な状況の中でも弊社はお客様とのコミュニケーションを密接に取らせていただき、お客様のニーズとウォンツにお応え出来るようお客様の細かな要望に応じた原料調達をよりグローバルレベルで対応すべくチャレンジしてまいります。

近年の化学品取引の環境は激動の最中にいますが、時代の変化の中で我々が掴んだ確信は、当たり前の事とも言えますが安定供給の確保です。
サンケミカル株式会社は、次のことをお客様にお約束申し上げます。
1， 安定供給が得られる生産者と製品を選択する。
2， 品質を安定させるための活動を必ず行う。
3， 法令を遵守し、お客様に安心していただく為の環境づくりを速やかに行う。
4， 出来うる限り在庫を持ち、お客様への安定供給を確保する。

弊社には、今ある問題に向き合う意思があります。
お客様のご興味又は抱える問題を一緒に相談しませんか。

2024年5月8日
代表取締役　石毛宏一

1977年 7月

資本金1,000万円、東京都千代田区飯田橋にて「サンケミカル株式会社」として創立。
American Cyanamid Company社（現Cytec Industries Inc.社）の樹脂添加剤の輸入販売を開始。
坂口清明社長就任。

1982年

事務所を東京都千代田区内神田に移転。

1987年

創立10周年。

1988年

石毛虎雄社長就任。

1989年

Tessendelro Chemie社(現INEOS Chloro Toluenes社)のトルエン誘導品の輸入販売を開始。

1994年

事務所を東京都中央区日本橋小伝馬町に移転。

1995年

資本金を1,500万円に増資。

1996年

創立20周年。

2005年

石毛宏一社長就任。
資本金を2,000万円に増資。

2006年

創立30周年。

2010年

環境マネ－ジメントシステムであるエコスエ－ジの認証（EST-579(1)）を取得。

2011年

Tessenderlo社の塩化ビニル+ベンジル製品群事業売却に伴い、ベンジルアルコールの供給会社が売却先であるINEOS Chloro Toluenes社となる。

2012年

PT Timuraya社のスルファミン酸に関し、日本市場の全てに販売権獲得。
Tronox社の酸化チタン販売に関し日本市場における総代理店権獲得。

2014年

2013年9月に保土谷化学工業株式会社から塩化ベンジルとベンズアルデヒドの事業譲渡を受け、4月よりINEOS Chloro Toluenes社品を日本総代理店として販売開始。

2016年

創立40周年

2018年

INEOS　ChloroToluenes社はValtrisに買収される。サンケミカルはValtris社のCT部門の総代理店を継承。

化学製品の貿易を通じて、広く世界に貢献すること、
お客様のニーズをできるだけ解決できるよう提案することを望んでいます。